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不動産を売買する際の3つのポイント

実際、不動産を売却する際には1社から3社程の不動産業者をピックアップし、販売価格を決め、媒介契約を締結します。
ですが、不動産業者によって実勢価格に差の開きがあるのです。
不動産の時価、売手と買手、需要と供給、この3つがつり合わなければなりません。
なかでも、不動産業者の営業力であったり、取引実績などから不動産の見方は異なりますから、それが価格差になってしまいます。
特に、注文住宅で多い事案です。
工場で同じものを大量生産する建売とは訳が違い、自由設計で建てたためにプライスレスなのです。
だから売却価格はつり合いが必要といえます。
最終的には売主が決定権を握りますが、売れないのならば買主にも交渉権はあります。
注文住宅の多くは、思い出のある住まいになってしまっています。
「他では売っていない」というのが売主の意見です。
だから高く売れるはずだと、価格を上げることになりますが、不動産業者は苦言してくれます。
愛着があって、気に入っている住まいだから他人も気に入るのではなく、良い住まいだから買いたいのです。
媒介契約を結ぶ不動産業者も、実績を上げるには売買を成立させることが必要不可欠ではありますから、現実を理解させてくれるから、売主もタイミングを逃さない価格が付けられるのです。

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